何のサナギ? その5
羽化は突然始まった。羽化がこれほど急に起きるとは思わなかった。
13時前に戻ったときにはこのサナギから抜け出して羽が開ききるのを待っている状態だった。
サナギから出てくるときから見ていたかった。
天気が崩れ始めて風が強くなったので,風に飛ばされないように踏ん張っている。
この段階では,まだ腹部がぷっくりと膨らんでおりスマートな感じがない。
羽も少し広がったようだ。
この状態まで来ると羽の模様が分かるようになる。
どうやらアゲハの仲間のようだ。羽の模様から同定すると「アオスジアゲハ」に間違いないようだ。
特徴であるすじの青みはまだ表れていないが,羽が乾ききれば見えるようになるのだろうか。
観察していると少しづつ羽が広がっていく。時折り,おしりから体液を出しており,腹部も徐々に細くなっていくようだ。
15時10分まで観察を続けたが,再び講義に出かけなければならない。湿度が上がったせいで羽の乾きが遅いようだ。飛んでいくまであと小一時間はかかりそうだ。
撮影を諦めこのままの様態で出かけることにした。
18時半ごろ戻ってくると,チョウは飛び去ってしまったようだ。その瞬間を見ることは出来なかったが,無事に羽化したことでホッとした。
反省点は幾つもあり,いい勉強になった。もし次回このような機会があれば,羽化を最後まで見届けたい。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)



















最近のコメント