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2008年8月30日 (土)

四季活魚の宿 紀伊の松島 (三重県紀北町)

かみさんが土日休みだと騒ぐので、以前から一度行ってみたかった「頭の宮四方神社」へ行くことにした。今年授業を受け持った「言語聴覚科」の国家試験合格のためのお札を授かることが目的だ。頭に関わることに御神徳があるとされており、言語聴覚には相応しい神社と思ったのだ。

神社は三重県大紀町にあり名古屋から日帰りも不可能ではないが、せっかくなので紀伊長島にある「四季活魚の宿 紀伊の松島」で一泊することにした。天気がイマイチなので、早々にチェックインしてゴロゴロした。

さてお楽しみは晩御飯だ。今日は一般コースに季節の料理を追加してもらえる一万円コースで予約したのだが、何が出てくるのだろう。

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小さな鉢で何種類も出してもらえるのがうれしい。いろいろ突付きながらチビチビ飲むのが楽しい。
料理は、左上から「山芋そうめん」「タコのカルパッチョ」「夏野菜の炊き合わせ」「ナスの揚げ浸し」「マンボウのコチュジャン和え」「サンマの素揚げ」。山芋そうめんは山芋を細く切ってそうめん仕立てにしたもので初めて食べた。この地域ではマンボウの普通の食材らしい。道の駅の名前もマンボウだ。味はコチュジャンに負けてよく分からないが、初めての食感に感動。

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そして今日のお造り。イセエビ・アワビ・カンパチ・スルメイカ、みな天然物で美味い!!
このイセエビは今朝生簀の中で脱皮したそうだ。確かに殻を触って見ると、どこも柔らかい。話には聞いていたが、実際に体感できて良かった。

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煮付けはイサキ。

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そして「夏野菜とアワビのグラタン」。刺身も悪くないが、アワビは火を通したほうが美味しいと思う。

Kiimatsushima5_2 最後は、とろみのついた椀物。

見た目に冬瓜かなと思ったが、冬瓜よりも細めの野菜みたいだし、食感も違う。
おかみさんに聞きそびれてしまったが、ヘチマかキュウリじゃないかなぁ・・。

どれも丁寧に作られており、とても満足な晩御飯だった。

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ちなみに朝御飯はこんな感じ。昨日のイセエビはお味噌汁になっていた。

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2008年8月27日 (水)

Nikon D90 発表

ニコンからNikonD90が発表された。

APS-Cサイズ相当の1,230万画素とD300に匹敵するが、やはりと言うか予想通りと言うかマニュアルフォーカスレンズでは露出計が使えないようだ。
それでもイメージセンサークリーニングを備えており価格も手ごろなので、現在使用中のNikonD70乗り換えの最有力候補となりそうだ。
本当は撮像素子が35mmフルサイズ相当のD700が理想だが、D90の約2倍では手が出ない。むしろその差額でレンズ等を拡充するほうが私らしいだろう。

D90で興味深いのは動画記録が出来ることだ。ここ数年ご無沙汰だが、1996~2001年にかけて7回オーロラ観望に出掛けていた。当然この頃はフィルムで静止画撮影していたのだが、動画の撮影も試みたいと考えていた。高感度ビデオカメラなどは入手できるが、レンズに適当なもの(超広角で周辺までシャープなもの)が見つからないのだ。もちろん電源の問題もある。D90で動画記録が出来るなら、オーロラ撮影に使っていたレンズをそのまま転用できるし、電源も問題もクリアできそうだ。
ただ動画記録時は露出モードがマルチパターン測光に固定されるらしい。オーロラの明るさの変化も記録したいので露出モードはマニュアル測光がベストなのだが・・・。

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2008年8月10日 (日)

ねんりん家 バームクーヘン その2

Nenrin1 東京土産となった「ねんりん家」のバームクーヘンをデザートに頂くことにした。

当日は18時ごろ大丸東京店に到着したのだが、行列にたじろいだ。並ぶのは苦手だ。それでも割りと流れはよさそうだったので、覚悟を決めて最後尾に並んだ。待つこと25分、やっと私の番だ。

商品は普通によくあるストレートバームと表面に凹凸のあるマウントバームの2種類(詳しくはHPで)。サイズは様々あるが、今回は「マウントバーム しっかり芽 1本入(735円)」を購入した。かみさんとなら食べきりサイズだろう。

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ホールを6分の1カットしたもので、長さは18cmぐらいある。
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断面はこんな感じ。

表面はサクサク感があるが、中はしっとりのバームクーヘン。
卵や乳成分をふんだんに使っている味わい。かみさんは満足のようだが、私には少々くどいと感じられた。それを高級感というのかも知れないが、私の口にはパスコ(敷島製パン)の扇バウムの方が合っている。

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2008年8月 6日 (水)

ねんりん家 バームクーヘン

8月6~8日にかけて出張で東京五反田にいるのだが、かみさんからメールが届いた。

「そうそう、東京駅の大丸(たぶん)にバームクーヘンのおいしいお店があるの!ぐるぐるとかくるくるとか・・・なんかそういう名前だったような気がするんだけど。」

・・・・要は買って来いということだ。ネットで探して見ると確かに大丸東京店1Fに「ねんりん家」というバームクーヘン専門店がある。他に池袋と羽田空港にもあるようだ。8日は品川から名古屋へ向かうつもりだったが、東京駅まで足を運ばねばならない。何を土産にするか悩まなくて済むのはありがたいが、ちょっと億劫。

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2008年8月 3日 (日)

樫原湿原 (佐賀県佐賀市)

天気予報では晴れだが、思った以上に雲が多い。今日は福岡空港へ戻って名古屋へ帰るのだが、せっかくレンタカーを借りてるので佐賀県内をまわって見ることにした。始めに宿で聞いた、天山スキー場のひまわり園へ行ってみた。しかし早咲きのひまわりが終わり、遅咲きのひまわりのピークまで4日(予想)という狭間の時期でまばらにしか咲いていなかったが、標高が高いので少し涼しい思いができたのが救いだった。

次に樫原湿原を目指した。唐津市との境に近いところにある湿原である。どうやら花のピークは外れているようだが、散策路を歩いてみた。数は多くないものの花やトンボを楽しむ事ができた。残念なのは、ズームのないコンパクトデジカメ(Ricoh GRDigitalⅡ)しかもっていないことだ。最初からここへ来ることを決めていればマクロレンズを持って来たろうに・・。

ところが幸いなことに(?)、ここのトンボは人を警戒しないようだ。かなりカメラを近づけてもじっとしている。時々雨がパラつく天気が影響していたかもしれない。
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「モノサシトンボ」。

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「ハッチョウトンボ(オス)」

こういうところにいると結構飽きないのだが、雨が降り出してきてしまった。このあと山を下り唐津市内へ向かったが、天気は回復したものの暑さに目が眩みそうだった。樫原湿原は標高約600mなのだが、結構涼しかったのだと改めて思った。

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2008年8月 2日 (土)

古湯温泉 千曲荘 (佐賀県佐賀市)

今日は古湯温泉の「千曲荘」にお世話になる。古湯温泉には10軒以上の宿があるが,ほとんどが源泉の近くに密集しており古くからの湯治場であると感じる。これまで湯治場といえば三朝温泉や鉄輪温泉へ行ったことがあるが、古湯温泉には自炊宿がないようで食材などを扱う商店が少ない。

14時からチェックインできるとのことだったので、早々にチェックインした。我々個人客以外にも今日は団体さんが入っており、ほぼ満室らしい。お風呂はいつでも入浴可能らしいが、団体さんの前に入られたらと勧められたので、早速一風呂浴びることにした。
お湯はPH9.2のアルカリ単純泉。先日行った倉真温泉と近い泉質だが、アルカリ度が高くさすがにヌルヌル感は強い。泉温は低めに設定してあり、のんびりとお湯を楽しめたのは有難かたかった。このあとも何度か入浴したが、一度も他のお客さんと顔をあわせることなく貸切状態だった。

食事まで時間があったので、温泉街を散策してみた。さすがに暑いので外を歩く人は少ない。温泉街脇を流れる嘉瀬川へ行って、川の水に足をつけていたがそれだけでも結構涼むことができた。

今日は、じゃらんから「☆豪華な会席部屋食プラン☆佐賀の地酒一杯付き」を予約した。部屋食は気楽でいいのだが、食事後、親や祖父母と同じぐらいの仲居さんたちに布団を敷いてもらうがどうも心苦しい。それと朝、食事前に布団を片付けられ、チェックアウトまでゴロゴロできないもの残念だ。

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まずは前菜。昨夜食べた「赤くらげ」もある。

Chikuma2 予約したプランについてきた「佐賀の地酒」。
銘柄は聞きそびれてしまった。

涼しげな演出がうれしい。

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炊き合わせと茶蕎麦。

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焼き物は「佐賀牛」。これをバター焼きで頂く。
このあと刺身と天ぷらぐらいかなと思っていたが・・・。

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まず「鯉の洗い」が出された。真ん中に皮がのっている。鯉の皮を刺身で食べたのは初めてだったが、独特の食感が美味しかった。

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刺身はもう一皿、サザエの造りなえお海の刺身の盛り合わせが出た。

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それに加えて、タラバガニやグラタン。ほんとは「つがに」を期待していたが、ちょっと残念。

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予想以上の料理の数に戸惑い・・。
このあたりで相当苦しい。

そして天ぷらが揚げたてで出される。

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そして時期もの「鮎の塩焼き」。

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山あいの温泉地らしく最後に「鯉こく」。

根が貧乏性の性か、食事を残すことに抵抗がある。がんばって食べたのでかなり苦しい。お腹がはちきれそうだ。
これが分かっていれば、お昼を抜いておくべきだった。後悔・・・・・。

と言いながら、翌朝の朝食はお櫃のご飯を平らげてしまうのだ。
ちなみに朝食はこんな感じ。
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マンホール(佐賀県佐賀市富士町)

今日は佐賀市の古湯温泉に宿泊する。開湯2200年という古湯温泉は川沿いの小さな湯治場だか10軒以上の宿がある。

Mh_furuyu そんな温泉街で見つけたマンホール。

現在は佐賀市となっているが,合併前の旧富士町のもので清流に住むカジカをデザインした可愛いマンホールだ。

元来,下水道事業は官公庁のお仕事なので,マンホールのデザインは固いものが多いが,これほどくだけた感じは初めてだ。これなら子供たちの目も引くだろうし,地元への愛着へも繋がっていくのではないかと感じた。

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2008年8月 1日 (金)

九州郷土料理 蕨 (福岡市)

かみさんは昨日から仕事の関係で福岡にいる。その仕事も今日で終わり,明日・明後日を休みにしたと言うので,私も福岡へ呼び出されてしまった。午後の福岡便に乗り,3時過ぎにホテルにチェックインしてかみさんの到着を待ち,晩御飯にくりだした。

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今日は「九州郷土料理 蕨(わらび)」。西日本シティ銀行博多駅前支店の裏手にあるのだが,奥まったところなので場所は分かりづらい。我々がいる間にも,場所を問い合わせる電話が何度もあった。

今日は2980円の郷土料理コースをお願いした。コースには最後の食事を省いた1980円コースもあった。
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最初に「イサキのアラ煮」。そして「刺身の盛り合わせ」,アジ・サバ・タイにマグロと左上に「地鶏のたたき」が並ぶ。3980円のコースになると「地鶏のたたき」が馬刺しに替わり,デザートが付く。
Warabi3 ここでは九州各地の郷土料理を頂くことができる。それらを少しづつ数多く出してくれる。初めて食べるものに出会えるのがうれしい。小さくて分かりづらいが,左上の「イソギンチャクの唐揚げ」,小皿に入っているのが「赤くらげ」は初めてだ。
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さらに郷土料理は2皿分出てくる。ちょっとづつ摘みたい我々には,実に有り難いコースだ。コースではこの後食事となり,この日は「鶏飯」・「高菜飯」・「島原そうめん」・「五島うどん」の中から1つを選ぶ。我々は「五島うどん」をお願いしたが,せっかくなのでその前に追加オーダーした。
Warabi5やはりこの時期福岡に来たらぜひ食べたい「ごまざば」。ここのつけダレはやや甘め。白ご飯にのっけて食べたらさぞ美味かろう。

Warabi6 そして鴨肉好きのかみさんが名前に惹かれた「あぶってかも」。
お店の人に聞くと,鴨ではなく「スズメダイ」を焼いたものらしい。これまでスズメダイ自体食べた記憶がないので,一体どんなものかお願いしてみた。
一汐した干物が焼かれて出てきた。ウロコも付いたままの状態だが,食べてみるとウロコもパリパリして香ばしい。身も淡白で上品な味。これほど美味なものを他で見かけないのは不思議だ。

Warabi8 そしてかみさんの好きな「島らっきょ」。
酢漬けと天ぷらの2種盛り。

Warabi7 最後に「五島うどん」。冷や麦と稲庭うどんの中間ぐらいの太さ。うどんとしてはかなり細めだ。
定番の「地獄炊き」でアツアツを頂く。 生卵を絡めると美味い。

初めはよくある居酒屋の雰囲気を勝手に想像していたが,店内は洗練されているし,器もいい。接客も心地よく人に安心して紹介できるお店だった。

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