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2008年7月27日 (日)

掛川花鳥園

掛川花鳥園に行こうと思ったのは,アフリカオオコノハズクのポポちゃんを見たかったからだ。アフリカオオコノハズクは警戒や威嚇の際に形態を変化させる(参照サイト)。そのシーンが実際に見られれば良いのだが,ストレスを与えることになるのでそれは期待しない。
Kacyoen1

こちらがポポちゃん。
今日は眠たいみたいで,ずっと薄目だった。

HPを見てもらえば分かるが,こちらでは自由にえさを与えたりすることができる。また決まった時間にフクロウと写真を撮ったりすることができる。また先着順だがペンギンとの2ショットも撮ることができる。

以前長崎ペンギン水族館でペンギンタッチしたことはあったが,こちらではフクロウに初めて触ることができた。思った以上の感触で絹のようだったのが印象的。

そんなイベントに次々参加していると結構忙しい。

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炎天下であったが,鷹匠ショーは良かった。このときはベンガルワシミミズクとハリスホークのショーだった。フクロウの仲間が音もなく飛ぶとは聞いていたが,本当に羽音もなく飛ぶのはちょっと感動。
フクロウはわりとゆったり飛ぶので何とか撮影できたが,タカは飛行速度が予想以上に速いうえにかなり近いところ飛んでくれるのでカメラが追いつかない。最大の失敗はモーター内臓のレンズを持って行かなかったこと。フォーカシングが追いつかないのだ。カメラボディ(NikonD70)の応答速度も一因と言える。やはりそろそろカメラボディの更新を考えなければいけないのかも・・・。
鷹匠ショーは回ごとに登場するワシタカ類が変わるようだ。この日2回目のショーではワシが登場するらしかったが,暑さと忙しさに疲れてしまった。もう少し涼しくなってからまた行こうと思っている。

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倉真温泉 翆月 (静岡県掛川市)

掛川花鳥園の近くで温泉を探したところ,倉真温泉と法泉寺温泉などがあったが,今日は倉真温泉の翠月にお世話になることにした。
宿は5部屋のみの平屋。民宿の感もある。
今日は非常に暑いためか,エアコンの効きがイマイチ。風量が足りないので部屋の空気の攪拌が充分にできないようだ。立って腕を伸ばすと空気が暑いままのが分かる。座っている分には何の支障もない。

お風呂は男女別の内湯が1つづつある。お湯は単純冷鉱泉だが弱アルカリで少しぬるっとした感じだ。温度設定がやや高い。このお湯のタイプなら,ぬる湯にして長湯する方がいい気がする。

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お楽しみの夕食はこんな感じ。
この宿では地元産の牛(夢咲牛)や豚(掛川フレッシュポーク)のしゃぶしゃぶが売りのようだ。今回は魚にシフトしたかったので,「季節のお料理と温泉プラン(10500円)」にした。少ないように感じるかもしれないが,これが結構なボリュームでお腹いっぱいになった。

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ちなみ朝食はこんな感じ。お米がおいしかったのか,朝夕とも御櫃を空にしてしまった。

掛川市街まで30分も掛からないし,この近辺に用事があればまた利用したい。

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2008年7月26日 (土)

お食事処 万松 (静岡県浜松市)

本当は,郡上の常盤電気地蔵祭へ行くつもりだったが,どうしても宿の予約が取れなかったので諦め,家で過ごそうと思っていた。しかし,かみさんが何処かへ行きたいと言うので,「そのうち行きたいリスト」の中から「掛川花鳥園」へ向かうことにした。花鳥園は明日行くことして,今日は掛川近辺の温泉でのんびりしよう。

とりあえず昼ごはんをとろうと立ち寄ったのが,「お食事処 万松」だ。
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店内は奥(画像右方向)に長く結構なテーブル数だが,お昼前なのに大方埋まっている。また店主のご趣味だろうが,いたる所に骨董の皿などがディスプレイされている。

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ちょっと奮発してさしみ定食(上)(2030円)もいいと思ったが,今日は材料がないので作れないとのこと。私がオーダーしたのは,さしみ定食(1730円)。刺身は7種類もありお値打ち!!

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かみさんは,うな重(上)(2240円)。時期も時期だけに注文数が多かったこともあるだろうが,注文があってから焼き始めるのだろう,出てくるまで結構時間(30分ほど)が掛かった。他のメニューと時間差が生じるのでオーダー時にはご注意。

本当なら冷たいビールといっしょに頂きたかったが,大変満足。また行ってみたい。

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2008年7月24日 (木)

土用の丑の日

今日は土用の丑の日。やはり今晩は「うなぎ」を頂こうと思う。
このうなぎを食すという習慣,平賀源内が云々と言うのが起源などとされているようだが,それ以前から陰陽五行説上この時期の五行のバランスをとるために丑(牛)や水にまつわる事を行っていたことが元になっているようだ。農家であれば牛を洗うとか,商家などなら水浴を行うとかしていたようで,「う」の付くものを食べるという習慣も五行説から来ていると思われ,「う」が付いて水に関わる「うなぎ」を食すというは理に叶っている。その意味から言えば、「うに」・「うつぼ」・「瓜」でもよさそうだ。

私もかみさんもうなぎは好物なのだがウチで食べることは珍しく,せっかくなので愛知一色産の蒲焼と白焼きを入手し,かみさんと半分づつ頂く。今年はうなぎの偽装が問題にもなったし,外国産のうなぎと味比べをしてみようと,近所のスーパーで台湾産(中国産は販売されていなかった)の蒲焼を1本追加した。ちなみに一色産は1匹1900円,台湾産は580円だった。

なるべく同じ条件で再加熱して食べてみたが,やはり一色産の方が美味かった。
まず台湾産は泥臭い。そして身のふわふわ感がなく固いのだ。もっともこの2点は,養鰻池から上げたあとの処理で大きく変わってくるはずだ。うなぎ屋さんがするように,きれいな水の中で充分に泥を吐かせれば泥臭さは消えるだろう。身の固さも焼き方で変わってくるはずだ。活うなぎの状態から同じ処理をしていけば,国産も外国産も大差ないのではないかと思う。少なくとも価格差相応の違いはないだろう。低価格のために後処理の手を抜いてしまってはいつまでも敬遠されるだけだし,私自身このままなら買おうとは思わない。値段が高い分,回数を減らしてでも美味しい方を食べたい。
安全性への配慮は必須だが後処理さえキッチリしてクオリティを上げてもらえれば,外国産を明示しても高コストパフォーマンスで受け入れられるに違いないと思うのだが・・・。

そもそも食料自給率が40%の国の連中が,外国産は心配などとほざくのもおかしな話だ。そんなことを言ってる連中は,エビの95%が輸入に頼っている(自給率5%)のを知っているのだろうか。食パンに至っては自給率1%らしい。

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2008年7月 7日 (月)

高森湧水トンネル公園 (熊本県高森町)

昨日行けなかった高森湧水トンネル公園へ再度行ってみる。さすがに平日なので昨日ほどの混雑はないようだ。一番近い駐車場に車を停め,トンネルへ向かう。
このトンネルは途中までしかなく一番奥は岩盤がむき出しになっている。そんなトンネルができた背景については別サイトを参照頂きたい。

入園料300円を払ってトンネル内を進むが,思ったほどは涼しくなかった。1年を通じて17℃と聞いていたのでちょっと期待はずれ。

Takamori1 今日まで「高森湧水トンネル七夕まつり」が催されており,近辺の学校や企業手作りの七夕飾りが数十もトンネル内に並んでいた。
12月には「湧水トンネルクリスマスファンタジー」としてクリスマスツリーが並ぶのだそうだ。タイミングさえ合えば行ってみよう。

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お菓子の森 くぎの (熊本県南阿蘇村)

旅行に出かけるときには,その土地の情報を集めておくのだが,かみさんがその資料の中で目を付けたのが「ブルーベリータルト」だった。阿蘇地方のブルーベリーは旬を終えたばかりのようだが,宿からさほど遠くないし行ってみることにした。

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向かったのは「お菓子の森 くぎの」。かなり奥まったところにあり場所は分かりにくい。南阿蘇カントリークラブを目指せば大丈夫だと思う。
開店直後であったためにケーキはまだ出揃っていなかったが,お目当ての「ブルーベリータルト」はある。お店の前にテーブルがあったので,コーヒーとともに頂くことにした。

Kugino2こちらがお目当ての「ブルーベリータルト」。

Kugino3_2 そして「洋ナシのケーキ」だったと思う。

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看板犬の「ミッキー」。人懐っこいのだが,カメラを向けると視線をそらされてしまう。

以前から思っていたのだが,阿蘇地域にはスイーツ屋さんが多い気がする。道路から奥まったところに位置するお店も少なくないのだが,それらが競っているせいか全体にレベルが高い気がするのだが・・・。

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2008年7月 6日 (日)

南阿蘇菓子処 蘇水 (熊本県南阿蘇村)

通潤橋を出発して阿蘇方面へ向かう。宿へチェックインする前に「高森湧水トンネル公園」へ立ち寄るつもりだった。昨日から3日間,「高森湧水トンネル七夕まつり」が催されているのだ。実際近くまで行ってみると,駐車場はどこも満車で,駐車待ちの行列までできている。もともと大きな公園ではないし人ごみは避けたいので,諦めて宿へ向かうことにする。

宿へ向かう途中,いくつも水源地のそばを通るのだが,どこも賑わっているようだった。こう暑いと涼しい水の近くが恋しくなるのも分かる。その1つ白川水源の近くに「阿蘇とまとろーる」で有名になったカフェ「南阿蘇菓子処 蘇水」がある。以前,白川水源を訪れたとき「とまとろーる」という見たことのない看板の文字に引かれて入店したのが2年ほど前になる。ちょうどここがオープンして間もない頃だったようだ。
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甘いものが食べたくなったし,立ち寄ることにした。テイクアウトのお客さんが多いが,中でコーヒーと頂くこともできる。

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まずは「阿蘇デザートセット」。「とまとろーる」にクリームブリュレとおすすめのスイーツ(今日はアイスクリーム)にコーヒーがセットになる。
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「とまとろーる」はこんな感じ。とまとといってもトマトを前面に押し出している訳ではなく,酸味付けとして利用しているのかな。その酸味がいいのだ。

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かみさんは,「マンゴーピンス」。
ブラックタピオカがアクセントのマンゴーのかき氷だ。エアコンが効いた車での移動といっても体の中からひんやりするのはまた違う。

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通潤橋 (熊本県山都町)

今日はレンタカーで阿蘇を目指す。久しぶりに阿蘇の火口も見たいが,以前から行ってみたかった「通潤橋」へ向かうことにした。

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通潤橋と言えば放水が知られているが,この時期は土日の正午に1回行われている。それに間に合うよう走っていたら11時前に到着したのだが,そのとき放水が行われていた。この放水作業は事前にお願いすれば有料(5000円)で実施され,このときは団体ツアーのために行われたようだ。
もともと通潤橋は上の画像で右側にある白糸台地へ送水するために造られたものだ。

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水は手前側から奥の台地へと送られている。この橋については,山都町のHP熊本国府高校HP山都町の通潤橋に詳しく紹介されているので参照されたい。

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橋の上面は高さ23mに及ぶ。江戸時代末にこれだけの構造物が1年8ヶ月で造られたというのは驚くばかりだ。この石組みには,武者返しで知られる熊本城の石垣が参考にされたらしいが,当時の石工たちが永年に渡って培った技術が如何に高かったを示しており,賞賛すべきである。

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正午になりアナウンスが行われた後,放水作業が始まる。本来この放水は,橋の中に埋め込まれている送水管に溜まった土石を押し流すための作業である。送水管が3つあるので,放水が描くアーチも3つになる(手前に2つ,奥に1つ)。

知るほどに,この橋に込められた思いと技術の奥深さに感嘆するばかりだった。

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2008年7月 5日 (土)

にくまき本舗 (熊本市)

熊本1日目の夕食は「菅乃屋」で馬肉料理を堪能した。前回同様,馬刺しで頂く米焼酎は美味い。お気に入りは人吉にある寿福酒造の「武者返し」だ。
いつもなら〆に「馬刺しにぎり」や「だご汁」を頂くのだが,今日はちょっと我慢して店を出た。

以前から気になっていた「肉巻おにぎり」が熊本でも手に入るという情報を得た。そのお店「にくまき本舗」もともとは宮崎に本店があるのだが,熊本では現在3店舗あるらしい。

Nikumaki1 今回は熊本の最初の店舗へ向かった(実は今回夕食を頂いた菅乃屋銀座通り店のすぐ隣ぐらいにも新店舗があった)。

この店舗の営業時間は,午後7時から午前3時。菅乃屋をでてから小一時間待たねばならなかったのでアーケード街を散策すことにした。

どの店舗もテイクアウトのみのようで我々もホテルへもって帰った。

Nikumaki2 サラダ菜が邪魔になっているが,こちらがスタンダード版,「にくまき(250円)」。
甘辛いタレに漬けた豚肉でおにぎりが巻いてあるというより,豚肉でおにぎりが包んであると言った方が正しい。
普通のおにぎりの海苔が豚肉に替わったと言える。
Nikumaki3 こちらは「チーズにくまき(300円)」。

スタンダード版にスライスチーズをのせて加熱したもののようだ。
購入後時間が経ってしまったのでチーズが固まっているのが残念。こちらは購入後すぐに食べるべきだ。可能なら再加熱してチーズを溶かした方が美味かろう。
家庭で食べるならスタンダード版を買ってきて,スライスチーズをのっけてレンジで温めるのベータだろう。
Nikumaki4 本店が宮崎なので,この包装紙にも東国原知事が登場している。

さてお味だが,はっきり言って美味い!!!
少なくとも名古屋でも絶対受け入れられるに違いない。デパートの物産展に登場しないかなぁ。

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マンホール(熊本県熊本市)

Mh_kumamoto1 熊本市内で見つけたマンホール。

市の花である「肥後椿」がデザインされている。

肥後椿は,肥後細川家で改良・保存された系統でかつては門外不出であったらしい。
同様に改良された「肥後芍薬」・「肥後菖蒲」・「肥後朝顔」・「肥後菊」・「肥後山茶花」とともに肥後六花とされている。

Mh_kumamoto2 椿以外にも肥後六花がデザインされたマンホールがあるのではと探して見たが見つからなかった。

アーケード街では,「肥後椿」のカラーリング版が多く見られた。

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熊本城

Kumamotojyou
二の丸広場でランチした後,熊本城へ向かった。お目当ては4月から公開された本丸御殿だ。2年前熊本城を訪れたとき,本丸御殿はちょうど棟上が終わった頃だった。そのときから公開を心待ちにしていた。

この本丸御殿は2つの石垣をまたぐように造られているため,地下に通路をもつ独特な構造をもつ。その地下通路は「闇り通路」と呼ばれ,御殿への正式な入り口である。我々も「闇り通路」を通って御殿へ入る。当然だが主だった場所の撮影は禁止されているので,中の様子は「熊本城公式ホームページ」を参照されたい。

公開直後でもあり何処も美しく,襖絵などの障壁画も見事なものだ。御殿に入ったところに,御殿全体の模型があるのだが,今回復元されたのが一部分であることに驚かされる。天守閣も含めて,これだけの遺構が西南戦争の際に焼失してしまったのは実に残念なことだ。

我らが名古屋城も本丸御殿の再建を目指している。こちらも天守閣とともに昭和20年5月の空襲で焼失してしまったが,障壁画の一部(取り外し可能であったもの1000面以上)だけは現存している。いつの日か復元された姿を見たいものだが,総事業費150億円が必要だそうだ。

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DECORARE (熊本市)

今日から2泊3日の予定で熊本を訪れる。梅雨の期間で天気が気がかりだったが,滞在中は心配なさそうだ。今日は熊本市内のチサンホテルに宿泊する。やはり夕食には馬刺しを頂きたいので,お気に入りの「菅乃屋」へ行くつもりだ。
せっかく市内に宿泊するので,今年4月から公開された熊本城の本丸御殿へ行くことにした。
熊本空港からバスを利用して市内に到着したのは10時過ぎ。今日は天気が良いので何かテイクアウトして,熊本城の二の丸広場でランチすることにした。荷物をホテルに預けたあと,通町のアーケードへ向かった。

Decorare1_2
目指したのは「DECORARE(デコラーレ)」だ。前回(昨年末)熊本に来たとき,市内をウロウロしていて偶然見つけたお店だ。小さなお店だが,イタリア・フランスのワイン・チーズ・生ハムなどが沢山ならんでいる。それらを使ったサンドイッチも販売されていたのだが,前回は熊本ラーメンを食べた後だったので,そのおいしそうなサンドイッチが食べられなかった。
今回はそのサンドイッチとワインのミニボトルを買って熊本城へ向かった。

Decorare2
1つめはクリームチーズと生ハムのベーグルサンドイッチ。かみさんと半分ずつできるよう,お店で無理を言って1/2にカットしてもらった。

Decorare3
2つめは生ハム・サラミとクリームチーズのミニバケットサンドイッチ,クルミがトッピングしてある(これも1/2にカットしてもらった)。

Decorare4_2 最後にデザート代わりのキャラメルクリームのベーグルサンド(これも1/2にカットしてもらった)。

これら以外に鶴屋デパートの地下に立ち寄ったら,以前行った阿蘇の「バイエルン」のソーセージがあった。そのオードブルセットとともに頂いたのだが,大満足のランチになった。

ただ思った以上に気温が上がったので,余分に冷たいビールを買ってくれば良かったと少し後悔・・・。

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2008年7月 2日 (水)

Nikon D700 発表

ウワサ通り,昨日(7月1日)35mmフルサイズ(NikonではFXフォーマット)のデジタル一眼カメラ「NikonD700」が発表になった。事前にネット上に流れていた情報どおりで,個人的にデジタル一眼カメラに期待するスペックが満たされている。
現在使用している「NikonD70」を購入する以前から35mmフルサイズのデジタル一眼カメラが登場するのは時間の問題と思っていたので,小さい受光部(NikonでいうDXフォーマット)用レンズの購入は避けていた。実際手持ちレンズではNikonD70レンズキットの1本だけだ。「NikonD700」は心待ちにしていたカメラに違いないのだが,店頭価格が30万円以上というのは妥協できる範囲ではない。それだけの予算があるのなら,35mmフルサイズでなくても良いので,余剰のお金でレンズや三脚を充実させた方が賢明に思える。幸いなことに星野写真やオーロラ撮影用に購入したFisheye16mmをはじめ広角レンズが揃っているので,風景撮影など不自由していない。したがって性急に35mmフルサイズのデジタル一眼カメラに手を出すこともないと考えている。

そのためDXフォーマットである「NikonD80」の後継機「NikonD90?」に密かな期待を持っていたのだが,残念なことに今回は発表されなかった。個人的に後継機「NikonD90?」に望むことは「マニュアルフォーカスレンズで露出計が使えること」だ。今回DXフォーマットの新機種を発表しなかったことから考えると,今後DXフォーマットカメラの拡充は進めない気がする。個人的な予測としてDXフォーマットは廉価版・入門機として位置づけていくと思う。そうすると後継機「NikonD90?」が登場したとしても大きな機能追加は望めないだろうから,センサークリーニング機構が付加されたとしても「マニュアルフォーカスレンズで露出計が使えること」などはありえそうにない。
ならば価格がこなれて来た「NikonD80」の購入を敢えて考えてもいいのかも知れない。もともとマニュアルカメラを使い続けているので,カメラボディ本体の機能に大きな期待はない。適当にオートフォーカスと露出計さえ使えればいいと思っているから,軽い「NikonD60」だっていい。ただしD60ではレンズ駆動用にモーターが省略されているので,手持ちのレンズのうち5本しかオートフォーカスできない。それでもなんとか12~200mmの範囲をカバーできるので実用上問題ない気もしてきた。

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