鵜戸神宮
油津を後にして向かったのは,鵜戸神宮。海彦山彦ゆかりの神社だが,以前から訪れてみたかったところだ。
本殿は岬の先にあるのだが,車で向かうのなら国道220号線から海沿いの道を神宮に向かった方がお勧めである。うっかり山手にある観光バス向けの駐車場にとめてしまったのだが,一山超えることになってしまった。
本殿は崖下の洞窟の中にあり,画像左の鳥居をくぐれば本殿に至る。
鵜戸神宮で有名なのは,「運玉」だ。
本殿のほぼ正面の磯に「霊石亀石(桝形岩)」がある。これには豊玉姫が出産のために乗って来られたといういわれがあるが,背中の部分に枡形の穴が開いている。この穴に向けて男性は左手、女性は右手で「運玉(直径1.5cmぐらいの素焼きの玉)」を投げ入れ、見事入ると願いが叶うといわれている。
我々ももちろん挑戦してみた。5個の運玉を受け取り(確か100円だったと思う),早速投げてみた。さすがにしめ縄の内側には入るが,枡形には入らない。結局私は5個中1個を入れることができた。かみさんは最初の5個が1つも入らず,2回目に1つを入れることができた。
参拝者のほとんどが運玉に挑戦している。しばらく見ていると,ほぼ1/10の確率で入っているようだ。5個のうち2つ以上を入れるのはさすがに難しいだろうと思っていたら,大阪からきたというおばさまが2つ続けて入れた。4つめを外したが,最後の5個目のときにカメラを構えて待ってみた。
すると見事に入ったではないか。確率的には1/1000の出来事に立ち会うことができた。ちょっと見づらいが入った瞬間の画像である。
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