宮崎空港へは予定より少し遅れて10時少し前に到着した。今日は実質朝食抜きだったので,レンタカーを借りてすぐにランチをとることにした。
宮崎自動車道の北野ICを降りて県道28号線を南へ下ると,左手に「もみじの里 とむら」の看板が見えてくる。今日のランチはここで頂く。
宮崎行きが決まってから,せっかくなので「宮崎牛」を食べようと調べていたら,宮崎で人気がある「焼肉のたれ」が見つかった。日南市や北郷町でスーパーや牧場を経営するとむらグループ(戸村精肉本店・戸村フーズ)が造っているものだ。このたれに興味をそそられ,油津にあるグループ経営するレストラン(堀川レストラン)へ向かうつもりだった。しかし以前にボヤがあったらしく現在閉店中らしい。
この「もみじの里とむら」はスーパーが主体だが,奥がお食事処になっており「宮崎牛」も頂ける。空港からは意外と近く30分あまりで到着してしまった。スーパーは9時ごろから始まるようだが,お食事処は11時から営業ということだった。まだ30分ほどあるが,せっかくなので待つことにしたのだが,お店の方が気を利かせて少し早めに開店してくださった。
各テープルに焼肉コンロが用意してあるがカツ丼などの定食メニューも多く,「チキン南蛮定食(850円)」がおいしいらしい。それにも惹かれるが我々はお目当ての「宮崎牛」だ。
最初にたれが運ばれてきた。ニンニクを利かせた味噌ベースと思われるが,これだけでご飯が何杯か食べられそうだ。
まずは,「宮崎牛上バラ定食(1580円)」のお肉が運ばれてくる。定食ではご飯・味噌汁・サラダに漬物が付く。
そして「上ロース定食(1880円)」のお肉が運ばれてくる。見ているだけでヨダレが垂れてしまいそうだ。早々に焼き始める。今さら何もいうことはない。美味いに決まっている。上ロースは脂の美味さを,上バラは赤身の美味さが口に広がる。件のたれを付けて食べるのも良いが塩で頂くのも良い。かみさんがもう少し食べたいというので「牛タン(750円)」を追加した。車で来ているのでビールが飲めないのが残念だ。
それと初めて聞く「カニマキ汁(315円)」を追加した。川ガニ(多分モクズガニ)をすり潰し漉したものを具に,お汁に仕立てたものらしい。ここでは生姜を利かせた澄まし汁なっていたが,味噌仕立てのものもあるらしい。ちょっと味は辛めだったが,口の中がさっぱりするので焼肉とは相性がいいかもしれない。定食では170円の追加で味噌汁をカニマキ汁の変えられるそうだ。次回は初めからお願いしよう。
平日だったが次々とお客さんが入って来て,「宮崎和牛焼肉定食(1280円)」をオーダーする人が多い。見るとボリュームも充分で一番お値打ちなメニューかもしれない。
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