ハナモモ
名古屋では各所の桜も満開となったようだ。桜ではないが,この時期に満開となる木が名古屋大須の裏門前公園にある。
公園の北西角にポツンと植えられているのだが,この時期だけは人目を大いに引く。銘板には,「しだれはなもも三色八重咲」となっている。普通は一種類の花だけつけそうなものだが,これは白色(斑入り)・桃色・紅色の三種類が競うように咲いている。
生物学的にはキメラ状態なわけだが,年によって三種類の花の割合が変化するらしい。この木のことは以前から知っていたが,花の割合までは気にしていなかった。今年は白が優勢と言ったところだろうか。
紅白の花が勢力を競うというところから,この品種を「源平しだれ」・「源平咲」などと呼ぶのは面白い。
この公園から東150mのところにある三輪神社にも,同じ品種のハナモモが咲いている。
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