今日は大分マリンパレス水族館「うみたまご」へ行く。
これが今回のメインイベントかも知れない。1月ほど前になるが「うみたまご」のHPを見てみると、「期間限定 超マニアックふれあい企画「ラッコをダッコ」」とあるではないか。どうやらラッコをひざの上にのせて直接エサをあげたり、タッチできるらしい。滅多にこんなチャンスはないだろうと、かみさんと共に参加することにした。1日4名の事前予約制だったが、無事予約もしてある。イベント自体は11:30からの予定だが、早めに出かけて他の展示も楽しむつもりだ。
いつものように大分交通のモンキー・マリンチケットを利用する。普通に行くより3割以上お値打ちなので利用しない手はない。鉄輪待合所でチケットを購入し、8:30の大分行きに乗る。
なぜか「うみたまご」へ行こうとするときは天気が悪い。今日も小雨交じりで肌寒い。9時20分ごろ「うみたまご」に到着し、発券所でイベントの受付をする。参加費用1人1500円を支払い集合場所を確認して、館内の散策だ。
開館時間の9時を過ぎたばかりなのに、館内は混雑している。「イルカのトレーニング」などを見ていると集合時間が近づいてきた。集合場所の出口ゲートへ向かう。発券所で受け取った参加者カードを渡して、飼育員さんがくるのを待つ。
我々以外の参加者は、若いカップルだった。
そして飼育員に案内されたのは、ラッコ水槽のバックヤードだった。ここでカッパを履き準備がすむと、ラッコの「テツオくん」の登場だ。
シッポを支えにして立つこともできる。
90cmぐらいはあるだろうか。予想以上に大きい。
フラッシュ撮影をしても良いとのことでありがたい。
実際に参加者が「テツオ」にタッチできるのは、こんな風にひざの上にのったときになる。エサのイカの切り身を手に取ると「テツオ」がひざの上にのってくる。適当なタイミングでエサを見せ続けないと、「テツオ」はエサがもうないと思って水槽の方へ帰ろうとしてしまう。
「テツオ」がエサを両手で受け取る姿は愛くるしい。
はじめ、ラッコの毛は剛毛だと思っていたが、実際に触ってみると、実にしなやかでいい毛並みだ。
かつて毛皮を取るために乱獲され絶滅に瀕したのも、もっともかも知れない。
偶然、鳴き声も聞くことができた。
ニャーニャーとも聞こえるし、ヒューヒューとも聞こえる、か細い子猫のような声だった。
バックヤードでのエサやりが終わると、水槽側へ入ってウチムラサキガイ(名古屋人なら大アサリと言ったほうがよかろう)をあげる。水槽の壁などを利用して貝を割り、器用に食べてくれる。そして残った貝殻はちゃんと返してくれる。
非常に貴重な経験だった。10月から1月初めまでの企画だが、来年も機会があればまた参加したい。
ここで一旦「うみたまご」を出て「高崎山自然動物公園」へ向かう。「うみたまご」は再入場が可能なので、サルを堪能して戻ってきた。
「イルカのパフォーマンス」に時間を見越してやってきたつもりだったが、プールに近い席は既に埋まっていた。天気が悪くても屋内施設がメインで、さすがに連休ともなると人出も相当なものだ。
12月も近いので、トレーナーもサンタのコスチュームだった。
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